「キッチン、そろそろ替えどき?」交換費用と期間をまるごとガイド! #column
毎日使うキッチン。少しずつ老朽化して、使い勝手に不満が出てきた…
「そろそろ交換したいけど、費用ってどのくらいかかるの?」
「何日くらい使えなくなるんだろう?」
そんな疑問を抱えたまま、リフォームに踏み切れない人は意外と多いものです。
この記事では、キッチンの交換にかかる費用と期間の相場をわかりやすく解説。
さらに、費用を左右する要素や、工事の進め方、注意すべきポイントまで丁寧にご紹介します。
「理想のキッチンリフォーム」に向けて、まずは正しい情報からはじめてみませんか?
この記事を読めばわかること
- キッチン交換工事にかかる費用と日数の目安
- キッチンの種類別の価格帯と工事の特徴
- 見積もり時に気をつけたい費用項目と工事の流れ
- 工事をスムーズに進めるための準備と注意点
1. キッチン交換にかかる費用の目安は?
キッチンの交換にかかる費用は、設備のグレードやレイアウト、オプションの有無によって大きく変わります。
【工事費込みの価格帯の一例】
- ローグレード(シンプルなI型):約50〜80万円
- ミドルグレード(収納・設備が充実):約80〜150万円
- ハイグレード(アイランド型・最新設備):約150〜250万円以上
※上記は本体価格+標準工事費(解体・搬入・設置・配管工事など)を含んだ目安です。
【費用に影響する主な要素】
- キッチンの型(I型・L型・アイランド型など)
- 設置場所(同じ位置か移動ありか)
- 給排水・ガス・電気などの移設工事の有無
- 壁紙・床・天井などの内装工事の範囲
特に“配置変更”を伴う場合は、工事が複雑になり追加費用が発生しやすくなります。
2. 工事期間はどれくらい?最短何日で終わる?
キッチンの交換工事の期間は、工事内容によって異なります。
【基本的な工期の目安】
- 同位置でのキッチン交換のみ:約2〜3日
- 一部内装工事を含む場合:約4〜5日
- 間取り変更・大規模工事を伴う場合:約1〜2週間
さらに注意したいのは、以下の点です:
- 商品の納期(オーダーキッチンは数週間かかる場合も)
- 工事中は基本的にキッチンが使えない(仮設キッチンを用意する例も)
- 騒音・粉塵などで家全体に影響が出ることもある
生活リズムや食事の手配をどうするか、事前にしっかり考えておきましょう。
3. キッチンのレイアウト別に見る特徴と費用感
◆I型キッチン
- 壁付けタイプで最も一般的。費用も比較的安価。
- スペースを有効活用でき、コンパクトな住宅にも最適。
【本体+工事費の目安】約50〜100万円
◆L型キッチン
- 作業動線が短くなり、調理・配膳がスムーズ。
- 角部分の収納計画がポイント。
【本体+工事費の目安】約100〜150万円
◆対面型(ペニンシュラ型)
- リビングとの一体感があり、子育て世帯に人気。
- 吊戸棚なしで開放感を出すスタイルも多い。
【本体+工事費の目安】約120〜180万円
◆アイランドキッチン
- デザイン性抜群。ホームパーティや家事シェアに◎
- 通路幅の確保や換気計画に注意が必要。
【本体+工事費の目安】約180万円〜250万円以上
キッチンは「見た目」だけでなく、動線や生活スタイルとの相性が重要です。

4. 工事費に含まれる項目と、見積もり時のチェックポイント
「キッチンの本体価格」だけで見積もりを判断すると、後で追加費用が発生することも。
【主な工事費の内訳】
- 解体工事(既存キッチンの撤去)
- 搬入・組立・設置作業
- 配管・電気・ガスの接続工事
- 内装工事(クロス・床材の張替え など)
- 産廃処理・養生費・諸経費
【見積もりチェックのコツ】
- 工事費が「一式」表記ではなく、項目ごとに分かれているか?
- 工事後のアフターサービスや保証内容は明示されているか?
- キッチン本体以外の設備(換気扇・水栓・照明など)の型番や仕様も要確認
複数社から見積もりを取り、価格だけでなく“説明の丁寧さ”も比較すると安心です。
5. 工事をスムーズに進めるための準備と心構え
◆施工前にやっておくべきこと
- 食器・調理器具・食品ストックをすべて片づける
- 工事区画にアクセスしやすいよう家具を移動しておく
- 冷蔵庫の一時移動も想定してスペース確保
◆工事中の生活をどうするか?
- レンジやポットなどで“簡易的に調理できる空間”を確保
- 数日はお弁当・外食の計画も視野に
◆工事後のチェックポイント
- キッチンの設備がすべて正常に動作するか確認
- 床や壁に傷・汚れがないか点検
- 工事前後の写真を残しておくと、万一の際に役立つ
業者とのコミュニケーションも大切です。
疑問点や希望は遠慮せず、事前にしっかり共有しておきましょう。
◆まとめ
キッチンの交換工事は、「高額で大変そう」と思われがちですが、事前に正しい知識を持っておくことで、計画的に進めることができます。
費用の相場や工期、選ぶべきキッチンの種類などを知っておけば、自分たちのライフスタイルにぴったりのキッチンがきっと見つかるはず。
住宅展示場やショールームでは、実際のキッチンに触れながら、レイアウトの工夫や収納の違いを体感できます。
理想の暮らしに一歩近づくために、まずは“知ること”から始めてみてください。